商品の素材を明らかにする

■本物志向に応える

お客様の商品選択眼がシビアになっていくにつれ、素材に対する意識が高まっている。

その意識は昔は購買経験豊かな年配の主婦に限られたものだったが、最近では30代や、20代など、若い人にまで広がっている。

価値観の変化とともにお客様の志向も変化し、今や本物志向になりつつある。売れ筋商品もいわゆる本物商品といわれるものがヒット商品となってきた。ただ安いだけではなく、素材重視の本物商品を打ち出すためには、その素材を明らかにする必要がある。

  • 婚礼タンスの材質を打ち出したチラシ。最近では、特に素材に対する意識が高まっている。昔ほど高額なタンスは売れなくなってきたが、比較的安い単価の中で素材にこだわっているお客様は多い。
  • お好み焼きで、どこの誰が作ったキャベツ、どこでとれた小麦粉、どこで水揚げされたイカを使っているのかなど、一品一品の素材を明らかにしたチラシが出てきた。
  • 工務店が材木の違いを差別化するため、国産岡山県の最高級ヒノキを使用していることを5年前からチラシに取り入れ、少しずつ根付いてきた。
  • 納豆の通販メーカーがその生産過程を水辺豆にこだわり、どんな素材を使っているかを明らかにしている。
  • 子供の肌着でアトピーの子でも大丈夫と強調したオーガニックコットンが中央アジアの綿から作られていることをチラシでPR。
  • 健康住宅を謳っているチラシで、ホルムアルデヒトが発生しない土からできた壁クロスを張っていることをチラシでPR。
  • 純石鹸と訴求し、天然油脂を使用していることを強調。また、科学物質が一切含まれていないことを明記。

様々な商品で素材を明らかにしたチラシが出てきて、それがお客様の支持を徐々に獲得しているようだ。