マスメディアの広告とチラシ

我々がTVのスイッチを入れるとき、チャンネルを選ぶとき、コマーシャルを探しているわけではないだろう。たいがいニュースや番組を探しているのだ。同じく新聞を朝一番で開くとき、広告をみたいと思っていれば、その広告の関係者である。普通はニュースを知るために新聞を読む。あとは話題になっている連載小説、漫画や名物主幹や記者の社説、コラム、家庭欄や美術欄のシリーズ記事といったところであろうか。広告もニュースの一つだ。そして毎朝の新聞が文化の一端なら、美しい品格のある広告に毎日のように触れることはうれしいことである。商品を買えるかはべつとして。

雑誌の読者の目的もはっきりしている。購入する人たちはその雑誌の編集方針や個性が好きだからだ。したがって、広告もその雑誌に合わせた表現を考えて作る。したがってマスメディアの広告はそのメディア本来の目的や使命を求めて集まる大衆を捕まえようとする。

しかしチラシの場合はもっと直接的消費者との接点を求める。そういう意味ではチラシという広告メディアは、正真正銘、純粋な広告メディアであり、売れなければ意味がないと思われる、逃げ場のない広告メディアである。だから消費者も新聞の間から読まずに抜いたり、郵便ポストから開封もせずに捨ててしまったりもする。それでもチラシ広告がなくならずに色々な業種で使われている事実は、利用者の期待と、効果に対する信頼度によるものだろう。

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